公益社団法人日本社会福祉士会「ソーシャルワーク実践におけるデジタル技術の活用促進に関する調査研究」 の事業報告会

受付中

分類 日本社会福祉士会
開催期間 2023年06月07日(水)
開催時間 19時00分 ~ 20時40分
会場 zoomウェビナー
詳細

報告会の目的・趣旨

日本社会福祉士会が実施した「コロナ禍におけるソーシャルワーク実践に関する基礎的研究」(2021年3月)では、2020年4月から5月に発出された「緊急事態宣言」下において、対面で行う利用者等への相談面接や家庭訪問ができない中、利用者支援に十分に対応できなくなった状況が報告されました。
また、「ICT 環境が整わない」「ICT環境の脆弱性」等のデジタル技術活用が進んでいない現場があること の指摘や、「虚弱高齢者に対するアセスメントはリモートで行うことは想定しづらい」「コロナ禍では相談支援の見直しが求められるが、リモートでの非対面的な活動でよいのかというジレンマがある」等のデジタル技術を活用することへの迷いや戸惑いも報告されました。
昨年度、厚生労働省の補助を得て実施した本事業では、ソーシャルワークの実践現場におけるデジタル技術の活用状況等の現状を把握し、その効果と課題を明らかにするとともに、デジタル技術を活用したソーシャルワーク実践を展開する社会福祉士等を対象とした実態調査を行いました。
日進月歩で進化するデジタル技術をクライエントの状況等にあわせて最適な組み合わせを検討し、活用することが求められていることから、正会員の皆様をはじめ関係者の皆様と共有すべく開催します。
本報告会では、その概要を報告するとともに、今日、デジタル技術でソーシャルワーク実践を置き換えることは困難ですが、デジタル技術を活用しないソーシャルワーク実践も困難であることから、これからのソーシャルワーク実践におけるデジタル技術の活用について考えます。

概要

【対象】正会員および正会員に所属している社会福祉士会会員、ソーシャルワーク実践におけるデジタル技術の活用促進に関心がある方

【定員】100名(先着順)

【参加費】無料

【申込期限】2023年6月2日(金)正午まで

【プログラム】

 ①調査結果報告(20分)(日本社会福祉士会理事 竹田 匡)
 ②デジタル技術を活用したソーシャルワーク実践報告(60分)
  事例1 「デザインの力とデジタル活用の組み合わせによる重層的支援」
  報告者:コミュニティデザインラボ 松崎 亮さん
  事例2 「SNS相談を入り口にしたソーシャルワーク実践」
  報告者:いのちのホットステーション 渡辺 和弘さん
 ③対談「これからのデジタル技術を活用したソーシャルワーク実践」(20分)

【申し込み方法】開催要項に記載のURLよりお申込みください。