実践報告集の発行

社会福祉士をはじめ、専門職が行う専門的な支援には必ず根拠が必要です。「なぜその時その場で、そういう質問をしたのか?」「なぜいま、そのような対応をしたのか?」「何を目的に、何を狙ってこのようなアプローチをしたのか?」私たちはこれを感覚で終わらせず、思考として整理し、言語化して他者に伝えることが必要です。思考として整理し、言語化することによって、振り返りや検証をしたり、修正点を見つけたりすることも可能になります。理論的・客観的な情報として他者への説明や共有もしやすくなります。それにより、自分では気づけなかった点を指摘してもらえたりします。後進を育成するときにも支援の根拠を説明することは重要です。このように、専門職が支援の質の向上をさせていくためには実践を言語化することは必要不可欠な作業です。

当会では、会員である社会福祉士のソーシャルワーク実践を発表する場、実践を共有し学び合う場として、実践報告集「新潟社会福祉士 実践報告」を年1回発行しています。

「新潟社会福祉士 実践報告」を読んでみたい方は

平成14年から毎年発行しており、2021年度には第20号を発行しました。新潟県社会福祉士会正会員の方には毎年お送りしておりますが、バックナンバーは事務局でも閲覧できます。

また、在庫がある号は会員以外の方にも販売可能です(1冊500円)。

バックナンバーの閲覧や購入をご希望の方は事務局へお問合せください。

「新潟社会福祉士 実践報告」に寄稿してみませんか

広報委員会では実践報告集の原稿を募集しています。

寄稿できる方

(公社)新潟県社会福祉士会の正会員

募集内容(寄稿内容)

実践報告

基本テーマは「社会福祉士としてのソーシャルワーク実践」です。それぞれの領域や分野における、個人・集団・組織・地域などのソーシャルワーク実践・取り組みをぜひご投稿ください。

事例研究

ある社会的単位(個人・家族・集団・地域など)を事例として取り上げ、その生活や支援の過程を分析しソーシャルワークのあり方を考える【事例研究】の原稿も募集します。

コメント

過去に発行された『新潟社会福祉士 実践報告』の投稿原稿へのコメントを募集します。第●号の△△さんの原稿に「感動した!」「参考になった!」など、社会福祉士仲間として互いに力を与えあえるようなコメントをお願いします。

募集要項

『新潟社会福祉士 実践報告』原稿の募集について

指定書式

『新潟社会福祉士 実践報告』原稿指定書式

提出方法

現在、『新潟社会福祉士 実践報告 第22号』(2023年発刊予定)の原稿を募集しています。第22号への掲載をご希望の方は、2023年5月19日(金)までに、新潟県社会福祉士会事務局へ、電子メールにて原稿データを送付してください。原稿データは前述の指定書式(Word)を使用して作成してください。

提出先メールアドレス

njacsw★poplar.ocn.ne.jp (メール送信時は★を@にかえてください)

*メールの件名は「実践報告原稿提出」としてください。
*メール本文にも氏名を記載してください。

参考